• 2024.08.27

仕事で測量のドローン請負をすることになった場合、まずはドローンによる測量と資格取得を目指して動く必要があります。スクールを検討している方、ドローン免許を仕事に活かしたい方は静岡浜松のドローンスクールにお問い合わせください。

 

ドローンでどうやって測量をする？

建築関係の仕事に就いている方は、これまでに測量をした経験もあるかもしれません。従来は手作業が主流でしたが、現在はドローンを使った測量も可能です。ここでは、ドローンによる測量とは何かを解説します。

 

ドローンによる測量とは

ドローンを使って物の高さや深さなどを調査すること、または地球上の各点相互の位置を求めた上で土地や建物の面積などを調べることをドローン測量といいます。ドローン測量では、3次元点群データとオルソ画像の2種類を取得することが可能です。

3次元点群データは高度や位置情報などのデータとレーザー測距装置を組み合わせ、位置情報を点の群れとして再現できるものです。点の群れの状態だとわかりづらいものの、専用ソフトを使えばよりわかりやすい状態にできるため、土地や建物の面積を簡単に把握できます。

オルソ画像はドローンが空から撮影した複数枚の写真を組み合わせ、土地のゆがみをなくした状態に補正するものです。補正すれば土地や建物の位置関係などがよりわかりやすくなるので、画像から距離などを計測できます。

 

ドローン測量のメリット

ドローン測量には人が入りづらい土地などであっても、問題なく入り込めるメリットがあります。ドローンは空を飛ぶため、高低差のある場所でもスムーズに移動できます。また、小型なので人が入り込めない場所でもドローンなら撮影が可能です。

測量の時間がさほどかからない点も魅力です。ドローンを素早く操縦すれば広範囲の土地でも短時間で撮影できるため、手作業の測量に比べて早く土地情報を手に入れられます。

測量時のコスト削減ができるメリットもあります。手作業による測量は複数人のスタッフを配置しなければなりません。ドローンは手作業の測量に比べて少ない人手で済むため、社内のコスト削減を目指す方にもぴったりです。

 

ドローン測量に必要な資格とは

ドローン測量を行う際は、測量士か測量士補という国家資格がなければいけません。この2つは測量に関する資格で、測量士は自ら計画した測量計画に基づいて作業を進められます。測量士補は計画を立てられないため、計画から考案する必要があれば測量士の資格を取得しておくのがおすすめです。

ドローン操縦に関する資格はドローン測量に必須ではありません。ただし、安全で正確な操縦ができることを証明するには資格が必要です。資格を持っていれば安心して測量作業を任せられるため、測量業務を担う機会が増えるようであればドローンの資格を取得しておきましょう。

 

資格取得を目指すならドローンスクールを受講