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ヘリの移動に不利な場所でも活躍!災害発生時のドローンの使い方
- 2023.07.28
ドローンの便利なところは動画を撮ることだけではありません。ドローンの大きさや機能性を生かしたところが、災害発生時の救助活動の幅を広げます。
例えば、ヘリコプターを飛ばしたいけれど、山や森林の多い場所では着陸が難しくなりますよね。ドローンはヘリコプターより小さいため、狭い場所や小さい場所にも有利です。ドローンは小さくても災害発生時の物資の支援などは十分に行ってくれます。
災害発生時のドローンの使い方を、以下に詳しく解説しています。
狭い場所にも物資を届けられる
ドローンは、災害においても狭い場所にある物資を、素早く効率的に届けられます。ドローンは空中を飛ぶため、道路の状況や障害物に左右されずに物資の輸送が可能です。
特に、物資の輸送は、人命救助や緊急医療などの重要な活動において大いに役立ちます。例えば、建物の倒壊によって通行が困難な地域への医薬品や食料品の供給、孤立した避難所への救援物資の届け込みなどが挙げられます。
また、ドローンは小型かつ機動力が高いため、狭い空間や複雑な地形にも容易に進入できます。人力や大型車両ではアクセスが難しいような狭隘な場所でも物資を届けられるのがメリットです。
さらに、自動制御やGPSなどの技術の進化により、高度な航空経路計画や安全機能を備えています。ドローンが飛ぶルートや着陸場所を適切に選定し、事故や衝突のリスクを最小限に抑えられるのです。
ドローンを活用した物資輸送は、災害発生時に早急な支援を行えます。技術の進歩に伴い、今後もドローンの活用範囲が広がるでしょう。
災害状況を見渡せる
ドローンは、空から災害状況を広範囲にわたって視覚的に把握できます。高度なカメラやセンサーを搭載したものは、被災地域の上空から映像やデータを収集します。
このようなドローンは、被災地の様子や被害の状況をリアルタイムで把握するのが可能です。航空写真や映像を通じて、被災地の範囲や被害の程度を正確に把握し、効率的な救援・復興の計画に役立ちます。
また、ドローンは人が入りづらい危険な場所や高所にもアクセスできます。例えば、崩壊した建物の上空からの視察や構造の安全性の評価、地震や洪水などの災害で生じた地形の変化の調査などです。
ドローンは災害発生時も、人の安全を確保しながら効率的な被害評価を行えるメリットがあります。
さらに、ドローンは飛ばせる時間や航続距離が長いため、広範囲の地域を網羅的にカバーできます。被災地域全体の把握や特定の重要地点の監視に貢献し、素早い対応やリソースの適切な配分を可能にするのです。
被災地の状況把握や救援活動の効率化に貢献し、素早い対応と被災者の安全をサポートするのも、ドローンの特徴です。ドローン技術は、災害管理の重要なツールとして注目されています。
行方不明になっている人を探せる
災害や行方不明の状況下で行方不明になった人を探し出せるのも、ドローンの貴重なメリットです。空からの視点を活用することで、広範囲の地域を効果的に捜索できます。
ドローンは高度なカメラや赤外線センサーを搭載しており、広範囲をカバーしながら人物の検出や熱源の追跡を行えます。その結果、森林や山岳地帯などの複雑な地形や植生のなかでも、高い精度で行方不明者の位置を特定できるのです。
また、ドローンは救助チームの到達が難しい場所にもアクセスできます。崖や谷、水辺などの危険なエリアでもドローンを使用することで、人的なリスクを最小限に抑えながら行方不明者の捜索活動を行えます。
さらに、リアルタイムで映像やデータを収集し、遠隔地の拠点に送信も可能です。捜索チームや指揮センターが現地の状況を即座に把握し、戦略的な判断を災害発生時に下せるのです。
ドローンを活用した人物捜索は、効率的な救助活動を支援し、行方不明者を早期に発見するための貴重な手段になります。技術の進歩により、ドローンの能力や機能はさらに進化すると考えられます。
災害の救助を行える
ドローンは、災害発生時の救助活動においても重要です。特に火災や水害といった災害場所では、ドローンが持つ特殊な機能を活用することで安全な救助が行えます。
例えば、火災場所ではドローンが消火剤を搭載し、高所や狭い場所に到達して効果的な消火活動を行います。熱画像カメラを備えたドローンは、燃え盛る場所や隠れた火災の発生源を正確に特定できます。
その結果、消防隊員の安全を確保しながら素早い消火作業を行えるのです。
水害の場合、ドローンは救助者にロープや浮き輪などの救命具を届けます。水位が上昇し、通行が困難な地域でもドローンを使用すれば、被災者の救助が効率的に行えます。
ほかにも、ドローンは浸水した地域の映像やデータを収集し、被害状況の把握や避難計画の立案に役立ちます。
ドローンは、救助活動の効率化だけでなく、人命の保護や被害の最小化にも寄与します。遠隔操作によるドローンの運用は、救助者の安全性を高めながら被災者への効率的な支援を実現できるのです。
まとめ
ドローンは災害発生時において非常に便利な機体です。狭い場所や空中からの操作ができることが理由になります。例えば、場所によっては人が立ち入るのが難しいところもありますよね。
ドローンを飛ばせる場所であれば、狭い場所でも災害発生時に救助支援が行えるのです。このようにドローンのみ存在するメリットが数々あります。ドローンがなければ行方不明者の操作や災害の状況の把握も難しくなります。
最近は、自然災害が発生することも増えました。災害が発生しても生き延びるには最低限の生活や食事も重要です。物資の支援やロープの支援は生き延びるための救助支援です。
今では素早い行動や効率的な行動も見直されています。ドローンは非常に便利な存在で、メリットを十分に生かし救助支援に使用されているのです。
災害の発生はどこに住んでいても起こる可能性があります。温暖化の影響もあるため、雨の量や台風の数も変化していますよね。普段から災害発生時の備えは重要ですが、困ったときのドローンの使用も必要です。
安全な暮らしを支えるために、今後もドローンの活躍が期待されています。
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